「非効率と“書類の真正性”を一度に解決する、やさしい進め方」
「作業が多くて時間がかかる」「書類の正しさ(改ざんされていない証拠)を見せるのが大変」。どちらもよく聞く悩みですが、実は同じ一手でまとめて改善できます。鍵は、仕事の流れをひとつに繋ぐことと、誰がいつ承認したかを記録に残すことです。
まずは現状の仕事の流れを、四角い箱の図にします。
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見積 → 稟議(社内の承認) → 発注 → 検収 → 請求
この5つの箱を線でつなぎ、「誰が」「何を」「いつ」行うのかを書き込みます。最初はざっくりで構いません。次に、止血効果が高い1か所だけを先に整えます。たとえば「発注〜検収」を小さくデジタル化する。承認ボタンを押すと日時と担当者が自動で残る仕組みにする。紙や口頭の確認を減らして、あとからでも証拠が追える状態にします。
ポイントは、いきなり全部変えないこと。
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いまの流れを絵にする(5〜8箱の簡単な図でOK)
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一番つらい箇所を1つ選ぶ(差し戻しが多い所など)
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小さく試す(既存ツールでも可、まずは2週間)
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毎週15分の見直し(詰まった所だけ直す)
これだけで、体感は大きく変わります。
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二重入力・メール捜索が減り、事務時間が30〜50%ほど短縮
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誰が承認したか履歴が残るので、監査やトラブル対応が楽
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人に依存せず、引き継ぎも短時間で可能
「真正性」というむずかしい言葉も、やることは単純です。承認・修正・再承認の足あとが残れば、書類の信用は自然と高まります。人の注意力ではなく、仕組みで守る。これがコツです。
もし「うちの流れ、どこから手をつければ良い?」という状態なら、簡易診断(無料)をご利用ください。貴社の図をお送りいただければ、最初に直す1点をわかりやすくご提案します。
→ お問い合わせはサイトのフォームから。「簡易診断希望」とお書きください。