こんにちは。いつも当社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
ダイレクトソリューションズ代表の兼田です。
ユーザー不在の開発は遠回り
「作ったけど、結局使われなかった」――そんな残念な結末を避ける鍵がデザイン思考です。ユーザー中心で進めるこの方法論は、ビジネス課題を短距離走ではなく“ユーザーとの対話”というマラソンで解決します。結果として無駄な手戻りが減り、顧客満足度も高まる――まさに一石二鳥のアプローチと言えるでしょう。
今日から使える3つの実践ステップ
-
Empathize(共感)で深掘り
仕様書より先に、ユーザーの声を聞くことからスタート。インタビューや観察で隠れた課題を掘り起こしましょう。 -
Prototype(試作)でスピード検証
机上で完璧を目指すのではなく、まずは小さく形に。ワイヤーフレームやクリックモデル等、早い段階で“触れるもの”を提示することで、的外れな開発を防げます。 -
Test(検証)で学びを循環
実際のユーザーに試してもらい、得られたフィードバックを次のイテレーションへ即反映。短いサイクルを何度も回すことが、価値を磨き上げる近道です。
こうした反復プロセスは派手さこそありませんが、ユーザーと一緒に作り上げる“共創”の力でプロジェクト成功率を大きく引き上げます。
“人に寄り添う開発”が未来を変える
私たちが目指すのは、仕様通りより**「使って心地いい」**システム。デザイン思考を取り入れることで、技術に「人の想い」を掛け合わせ、驚きと満足を生むプロダクトを提供していきます。今後もユーザーの声に耳を傾け、柔軟に進化し続ける開発をお約束します。
それでは、また次回のコラムでお会いしましょう。